自然のちいさな贈りもの    

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初めて育てたハーブのこと

プランターを見るとちいさな新芽。

初めて育てた
ハーブのことを思い出しました。


それは長野の北アルプスの麓に暮らしていた時でした。
初めて、ちいさなベランダのプランターに
たくさんの種を蒔きました。

けれど・・・春はとっくに過ぎたのに、芽が出ません。

諦めかけていた頃に
ポツポツと顔を出しはじめた、可愛らしい新芽。

嬉しくて毎日お水をあげたので
どんどん育って、プランターからはみ出すくらいまでになりました。


ある日、近所をお散歩していると
道端の辺り一面に同じお花が咲いています。

私が育てていたのは、ただの「雑草」でした。

近所の雑草の種が飛んできて
プランターの中に入ったのでしょう。

一生懸命、お水をあげていたのが
ただの雑草だったなんて・・・何だか可笑しかったけれど
毎日に、ちいさな幸せをくれたのに変わりはありません。

あれから、5年。

今では本棚がハーブの書籍でいっぱいです。

ある一冊に私が初めて育てた雑草が載っていました。

「スベリヒユ」昔から食用として活躍してきた
ビタミン・ミネラルが豊富に含まれている野草でした。

足元にある、野の花の生命。

名もない雑草も
知らないだけで、名前があるということ。

知らないだけで、それぞれの世界に
大切な物語があるのかもしれません。

街も田舎も、山も海にも。





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by miyuki_ogata | 2014-03-17 12:37 | 日記 | Comments(0)